※おかげさまで満員御礼でございます。キャンセル待ちを受け付けております。
■日程について
2016年 2月10日(水) 19時~21時30分 (祝日前)
■メニューについて
フレンチシェフ、生産者さんと相談し、福島食材を生かしたフレンチベースのメニューを提案いたします。
■会場について
会場 ; 日本外国特派員協会 ダイニング
東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル 北館20F
http://www.fccj.or.jp/drinks-dinings/the-pen-and-quill-dining-room.html
■参加費 ;7000円(税込)
■生産者について
酒蔵 ; 大七酒造
生産者 ; NPO法人 福島やさい畑 ~復興プロジェクト~http://fukushimayasaibatake.web.fc2.com/
雑貨 ; 南相馬ファクトリー (オリジナル缶バッチ) http://www.minamisoma-factory.com/
■イベントについて
東日本大震災から5年目を迎えるにあたり、今回は酒造りの王道を歩み続ける福島県二本松市の酒蔵「大七酒造」の太田英晴社長をお迎えして、日々復興に向けた懸命な取組みを続けている福島の食材・食品の生産者さん支援を主眼に開催致します。
あの2011年3月11日からもうすぐ5年目の節目を迎える今、震災の爪痕や痛みと向き合いながら、東北の土地の味を守り作り続ける生産者さんの声に耳を傾けながら東北の酒蔵さん・生産者さんの声を取り上げて、その声を広げていきましょう!
「食のショールーム・パルズ」はこれまで何度となく、福島をテーマにさまざまな企画をして参りましたが、これからも変わらず、支援していきます。
さて「大七酒造」さんといえば、ご存知の方も多いと思いますが1752年創業以来、日本酒の最も正統且つ伝統的な醸造法である「生もと造り」一筋に、豊潤な美酒を醸し続けており現在約5000石、全てが生もと造りの蔵です。
それだけでなく超扁平精米・ボイラーではなく和釜・4つの麹室・より強い酵母を育てるもと場管理・泡あり酵母タンクとどれも超がつくほどこだわり抜いた造りの現場です。
そこから生み出されたお酒への評価の高さは枚挙にいとまがないが、その凄すぎる凄さを以下順不同に挙げておきます。
★日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会主催の「地酒大show2012」において、
全6部門のプラチナ賞(第一位)を独占 2009年、2010年、2011年と続いたプラチナ賞
三冠の三連覇の次は、驚異の六冠独占。
【A,外国人にオススメしたい!地酒大show】で、
●「大七頌歌」(生酛純米大吟醸雫酒)が総合プラチナ賞
●「大七頌歌」は【清酒部門】もプラチナ賞
●「生酛梅酒極上品」は【リキュール部門】のプラチナ賞
【B,チーズ料理と合わせたい!地酒大show】において、
●「純米生酛山田錦」が総合プラチナ賞
●「純米生酛山田錦」は【清酒部門】もプラチナ賞
●「生酛梅酒シルキースパークリング」は【リキュール部門】のプラチナ賞
★同じ主催「2013フランス料理と楽しみたい地酒大show」プラチナ賞は「大七頌歌」
★同じ主催「2014イタリア料理と楽しみたい地酒大show」、プラチナ賞は「皆伝」
★日本名門酒会主催の『和りきゅうる』試飲会において、大七「生酛梅酒」が四年連続して、
2位以下を大きく引き離しての圧倒的第一位
★地酒大SHOW 『女性にこそ勧めたいリキュール』
3年連続「生酛梅酒」がプラチナ賞受賞で【殿堂入り】を果たす。
★杜氏の佐藤孝信氏が、平成27年度福島県技能者表彰(福島の名工)を受賞。
大七酒造から「名工」が出るのは佐藤杜氏で三人目。
(平成4年に伊藤勝次杜氏、平成12年に尾形義雄精米部長。)
ひとつの酒蔵から複数の名工が誕生するのは、他に例がない匠の技の伝統が息づく、大七ならではの快挙。
★「超扁平精米技術を用いた清酒」がエコプロダクツ大賞推進協議会が主催する
第11回エコプロダクツ大賞において「審査委員長特別賞」を受賞。
日本酒業界でのエコプロダクツ大賞関連賞の受賞は、初の快挙。
★日経新聞の土曜版NIKKEIプラス1『何でもランキング』において、
“おせち料理によく合ってお燗にすると美味しい日本酒”の第一位に、大七「純米生酛」
以上
この栄誉ある「大七酒造」のラインナップにあわせて、福島県の生産者さんの食材を活用したフレンチ料理のマリアージュをお楽しみいただきます。
福島の食材は、震災前から福島に畑を持ち、実際に野菜や果物作りに携わりながら福島の地元のかたがたと連携をとってきました、食のショールーム・パルズ 山崎友香が現地へ実際に赴き、魅力的な食材や生産者さんを探してまいります。
そして、福島の食材や加工品を、アレンジし、洋風メニューで皆様にご賞味いただきます。
日本外国特派員協会のシェフに腕を振るっていただき、フレンチと日本酒のマリアージュを楽しみながら、この機会にもう一度東北に思いを馳せてみましょう。
■福島応援シェフ プロフィール 山崎 友香(Yamazaki Yuka)
大学卒業後、美容室の社員食堂に6年半勤務。社員の心身の健康を考える食事を目指し、献立から調理まで運営全てを担当する。
退職後、2年間、イタリアンレストランにてホールマネージャーを務め、日常業務の他に、糖尿病のお客様へカロリー制限したフルコースを提案
するなど、管理栄養士の経験を生かしたメニュー提案も行う。
5年続けた福島県での週末農業や栄養士、飲食店勤務の経験を生かし、現在は日本の小さな生産者さんを応援する、食のショールーム・パルズを
立ち上げる。
■福島応援シェフ 山崎友香よりメッセージ
2006年ころ~2011年3月11日まで 福島の畑を運営していました。
福島の畑にて、土作り、ハウス造り、種を買い、種まきから収穫、そして料理、提供まですべてを携わりました。野菜、果物はあわせて150種をこえる作物を作りました。
私が働いていたレストランやカフェでは、自分たちで作った野菜だけではなく、相馬原釜漁港や白河高原清流豚など、福島食材をふんだんに使っていました。
福島は幅広い品種の作物を育てることができ、お肉、魚も充実し、食の宝庫です。
また、関東や宮城にも近く交通も便利です。四季の変化がはっきりしている土地。
海もあり、山もある、自然と便利もあり、とても可能性に秘めた土地です。
震災後は、畑を運営することができず、漁港もストップし、私が働いていたレストランも危機を迎え、業態変更をし、いろいろと失ってしまいました。
そんなつらいときに、東北の皆様に支えられました。私たちが支えないといけないのに。
今、皆様の努力で少しずつですが、東北も回復してきていると思います。
先々月は福島県いわき市に、先月は南相馬市へ行きまして、生産者さんとお会いしてきました。
住宅が広がっていた土地も、今は草原が広がり、以前の面影は全くありません。
南相馬の生産者さんから「ようやく、復興のふの字が見えてきました」と言われました。
5年もたつ今、まだ、「ふ」の字が見えてきただけなのです。
今でも福島を応援する気持ちは変わりません。そして、これからの可能性を信じております。
知る、と言うことだけでも応援につながると思います。ぜひ皆様に、知っていただきたいものがたくさんあります。
まだまだ問題を多く抱える東日本大震災の被害、解決は遠いですが、いつか必ず。
福島応援、それは日本全体を応援することにつながります。
参加者皆様がそのような思いを一つにできるようなイベントにしたいと思います。
さぁ、日本酒で乾杯!!